2008/07/18

ある社員の独り言

連日硬い話になってしまいました
こんにちは、enokiです。



過去の情報システムは作業を自動化して、人件費を減らすことが基本に作られてきました。
そこから発展し、品質、スピードを高めるために作られてきました。
そういった意味で、これまでの情報システムは要件通り正常に動けば良かったんです。

最近の流れとして、ビジネス面でプラスになるためのITシステムでないと意味がない。
簡単に言うと、情報システムが設計、構築されしっかり運用されたとしても、儲けを増やすことに貢献していなければ、その情報システムは失敗ということです。

例えば、SIerはお客の要件に従ってシステムを構築することが仕事で、そのシステムがビジネスの助けになっているかどうかは関係なかったんですよね。
要件にしたがった完璧に動くシステムを作れば、それがお客さんの儲けに繋がらなかったとしてもお客の要件設定のミスということで、SIer自身は100点満点の情報システムを提供したと言えるわけです。
ですが、今の情報システムに求められるのは
「技術は何でも良いし任せる、ただしビジネス面でプラスになるものを作ってくれ」
といった感じで、効果を出すシステムを求められるわけです。
システム構築技術とは別の部分が求められ始めているのです。


そういった背景から、もはや言われた通り動くからOKでしょ?というわけには行かなくなってきたのです。



昨日広告で効果がでなかったから訴えたというアホらしい、どこぞの国らしい記事について書きましたが、(ポイントは効果にあるのか、効果があきらかに出ないページに広告が出たことなのかは不明瞭でしたが)今までを考えると

「ちゃんと広告したじゃん!効果がでなかったのはそっちの問題だろ?」

俺もそう思います。


ただ、俺が気になるのはそこではなくて、上で情報システムのことを話したのと同じで、
「広告方法は何でも良いし任せる、ただし契約が取れるものにしてくれ」
という方向に向かっていく視点も必要になってくるのではないかと思ったわけです。
広告メディアを提供するのではなく、「お客のプラスを出すために広告ノウハウを使う」=「お客のプラスを出すための方法の1つとして広告ノウハウを使ったサービスを提供する」になっていかないとダメなのかなと。
広告メディアの一つとしてはネットという個人も企業もほとんど同じ土俵にある中で、他と差別化していくにはそういった方向性もありかと思ったわけです。



もともと(というか今もですが)俺の仕事はいわゆる情報システム部門なわけですが、ここ1,2年具体的な技術に触れる機会が減ってきました。
効果を出す情報システムについて考える時間が多くなってきているので、昨日の広告の記事に目がいったんですよね。
本来この分野はCIOとかコンサルの役割になるわけですが、業務要件⇔情報システム技術の変換ができる、両方を理解できる能力が求められているような気がします。


こういうこと文字にするとなんかえらそーになってしまうんですよね。

・・・・でも俺のブログだしいっかw


昨日の2142
22:30頃クライアント起動したものの、なんかやる気が出ずログアウトwww
以上。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「広告方法は何でも良いし任せる、ただし契約が取れるものにしてくれ」・・・
これを生業にしてるのが広告代理店ですよね
この辺をメディアに食われたら代理店が食えなくなります
>効果を出す情報システムについて
この辺で結果が出せるのであれば、絶対実行したほうがいいと思いますけどね~

えのきさんは一発何かの事業を始めた方がいいと思うのです

>に向かっていく視点も必要
個人的意見ですが、収益を望むならば必要だと思いますが、絶対必要ってほどでも無いと感じてます

ぼくら変なやりとりしてますね・・・w

enoki さんのコメント...

>効果を出す情報システムについて
儲けは俺の金にならないし
なので適度に・・・

>事業を始めた方がいいと思うのです
生涯生活できる貯蓄ができたら考えても良いかなー

>ぼくら変なやりとりしてますね・・・w
そこがまたいいw