2008/08/29

ある社員の独り言

最近いくつかのことが収束してきて時間に余裕が出てきたかも。
こんにちは、enokiです。

読者が2142ユーザなのでこんなことに興味はないかもしれないが、独り言ということで。


きょうもビジネス系コラムから。

偽装五輪開会式を批判する偽善


 また別の新聞は、二人の少女の容姿と声を組み合わせたやり方には、個の人格を軽んじる危うさが見えるとし、「国家主義の横顔が脳裏から消えやらない」と書いた。断言してもよいが、この一文を書いた翌日、記者の脳裏から「国家主義の横顔」は消え去ったはずだ。


この間の偽善エコの話もそうなんですが、最近こういった「それっぽい正論」を振りかざした暗黙の了解というか暗黙の叩きに対して、はっきりNOと言う人が増えてきているのがなんとなく嬉しい。
仕事でもそうですが、何か事があると「何が悪かったのか」「どう反省、改善するのか」など、その時にミスった人、事だけをグチグチ言うのです。(必要な面もありますが)
ただ俺は、その事だけを槍玉に挙げてる人が一番叩かれるべきだと思うわけです。

ほとんどは事が起こる前からそういったことが発生する周辺の状況を知っているわけで、発生したのは見て見ぬ振りしている(もしくは全く見ていない)からだと思うのです。
こういった関わってなければ非はないみたいな考えって微妙じゃないですか?

ある金融商品を売る部門の教育にいった人の話ですが、売った後にいろんな理由でクレームがつくことを考え、リスクの説明をきちんとしたことの記録を残すことがルール化されているそうです。

そういった中での仕事はというと、

現場社員からすると、10の売り上げより1のペナルティの方が自分にとって大きい為、売りたがらないし、リスクの説明を中心に進める。
現場上司も同様で、売り上げよりリスクがないことの方が重要になるので、あまり部下に売るよう指導しない。
(どちらも一定の給与はもらえるから個人としてはそうなりますよね)
買う側からすると、リスクの説明ばかりで夢のない商品を買う気が出ません。
で、教育者からすると会社の意向含め、全ての事情がわかるだけにどうにもならないそうですw

知っていて何もしないのが最低。
前向きなミス、失敗は評価する。
前向きに動き、結果を出したら最高評価。

まぁ、個人が歯車的になる組織での問題ですかね。

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